しもやけ

個人の素因・体質に寒冷といった環境因子が加わって、血の流れが滞りやすい指の先・耳朶・鼻の先・頬や腕膝などに部分的な循環障害が生じ、痛痒さを伴う熟した柿のようになったり、赤い点々が出たりします。初冬や冬の終わりに多いです。毎年繰り返す方は少し前からビタミンEを少量内服していると予防できます。治療はビタミンEを内服しビタミンE含有軟膏やヘパリン含有軟膏を塗布し、重症の場合は血管を拡張するテープ剤を使用します。