溶連菌感染症 (しょう紅熱)

A群β溶血性連鎖球菌が喉の粘膜に感染しておこる感染症で、紅いぶつぶつは細菌のだす毒素が原因です。喉の腫れや痛みなどの上気道感染症状のあと、高熱と同時に赤いぶつぶつが、顔面、脇、そけい部(股のつけね)や首など皮膚が擦れるところ生じるのが特徴です。顔や足がむくむこともあります。その後舌がイチゴのように腫れたり、手足の皮がむけることがあります。抗生剤(ペニシリン)をきちんと10日間内服すれば大丈夫です。