風邪症状(発熱、くしゃみ、鼻水、結膜炎)があり、38-39度の高熱が3-4日続いた後、一旦熱が下がります。そして再度高熱が出た後(2峰性の熱・2つの山)に、赤々としたぶつぶつがでるのが特徴です。毛穴に一致した紅斑としてはじまり米粒大-小豆大となり、次第にお互いくっつき(融合し)、正常の皮膚が間に残るため網目状に見えます。
典型例ではぶつぶつは首、顔面から全身へと拡がります。初期にほっぺたの粘膜に白い水ぶくれ(コプリック斑)が見られるのが特徴です。紅い発疹は色素沈着を残して治ります。 未熟な乳幼児は重症化しやすいので、1歳をすぎたら予防接種をしましょう。
中耳炎、肺炎、脳炎をひきおこすことがあり、回復後再び発熱したら受診が必要です。
また成人が罹患すると重症化することが多いので要注意です。風邪症状のときから強い感染力があります。
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